最近ではワンフロア感覚のオープンなLDKが設けられることが多いです。視界を遮ってしまう壁や間仕切りはできるだけ設けず、視線を奥にまで繋げることで広さや開放感が得られますし、明るさを奥にまでしっかりと通すことができます。

空間の横の繋がりだけでなく、リビングやダイニング部分に吹き抜けを設け、空間の縦の繋がりも大事にした造りも人気です。二階にまで視線が届くことで面積以上の広さを実感できますし、住宅内で孤立する場所がなく、家族の繋がりを感じられ、会話もしやすい住まいとなるのです。このように視線の繋がりを大事にした空間造りが配慮されているのですが、視線の高さにも注目してみましょう。

例えば、キッチンとダイニングの視線です。キッチンで立って家事をするママと、ダイニングで座って食事をする家族の視線は、いつも立って家事を行うママからの目線が上から下へと降りています。座って食事をしている家族は上からの視線にどこか威圧的に感じることもあるのです。そこでキッチンの床を下げてダウンフロアにすることで、キッチンとダイニングで過ごす家族の視線の高さが合うようになり、会話もしやすくなり、威圧感も感じないのです。視線の高さにも注目して空間造りを行うのもいいのではないでしょうか。